エネルギー・地球温暖化

2014年02月23日

 

Looopと宮崎大学の共同研究 ソーラーシェアリング

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  大学・研究機関  食糧 

 

自然エネルギーを使用した商品の開発や販売を行っているLooopは2013年10月1日、宮崎大学と共同で、ソーラーシェアリングを実施する際、太陽光発電装置の遮光が農作物の生育や収量に及ぼす影響と、売電収入試算による経済性に関する研究を開始したと発表した。ソーラーシェアリングとは農地に支柱を立てて、上部空間に発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行うこと。

第1期は2013年10月1日から2014年3月31日の予定で、同大学の農学部がソーラーシェアリングに適した作物や品種の選抜、栽培方法などの研究を行い、同社の研究チームが農地での太陽光発電システムの最適な運用方法について研究を行う。

使用する同社の製品はDIY感覚で作れる太陽光発電所のキットで、パネルを地上から数メートル上空に設置し、パネルの間隔を自由に空けて並べることで太陽光を地上にも届かせることができる仕組み。

同社は2011年4月に設立され、東日本大震災被災地へ独立型ソーラー発電セットの無償設置を行うなど支援を行った。今後は太陽光発電だけでなく、風力や水力などの自然エネルギーの普及に向けて取り組んでいくとしている。

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