2005年02月27日
Keywords: 教育 再生可能エネルギー 政府 政策・制度 省エネ
環境省は2004年10月、エコスクールを活用した環境教育を実現するため、2005年度より事業化し、エコ改修する学校の屋上緑化や太陽光発電導入に必要な費用を3年間助成することを発表した。助成金額は1ヶ所当たり約3億2500万円(3年間合計)。
環境建築技術者の育成も視野に入れて、学校のエコ改修を核に地域での環境保全意識を醸成する意図。
「学校等エコ改修・環境教育モデル事業」は04年10月に全面施行された「環境の保全のための意欲増進及び環境教育の推進に関する法律」の基本方針に沿ったもの。
対象は、公立の小・中・高等学校で、(1)改修・改築期を迎えた校舎などの環境改修、整備、(2)校区内施設への太陽光発電など自然エネルギー、燃料電池コージェネレーションシステムの導入、(3)通学路の街灯など校区全体の施設のエコ化??など設備に必要な費用を助成する。また、公共施設から民間建物への取り組み拡大を促進する環境教育プログラムの作成や、地域の環境建築技術者の研修への助成などソフト面の支援にも充てる。
環境省、「学校校舎エコ改修と環境教育」事業を進める (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/796-j
登録日時: 2005/02/27 03:11:25 PM
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