「未来への航海」、アジア各国や日本での環境意識を啓発

日本放送協会（ＮＨＫ）は、地上波放送開始から50年を祝う2003年の目玉番組として、「未来への航海」の特別番組を放送した。これは、アジア７ヶ国42人の中学生が、10日間、船に乗り込み、沖縄を出港し、屋久島-水俣-豊島と日本の大自然や公害などの負の遺産を見学しながら、アジアや世界の環境問題について議論するというもの。

事前に地球環境の現状などに関する学習番組などを通して各国で勉強を積み重ね、船での議論を通して、子どもたちの宣言が最終日に発表された。

日本では、近年環境問題を取り上げるテレビ番組が増えている。民放でも環境への取り組みに焦点を当てた番組を放送しているほか、ＮＨＫでは今年の４月から、毎週土曜日の午前中に30分「地球大好き　環境新時代」を放送している。

また、ＴＢＳラジオは今年も７月に「環境キャンペーン」として、さまざまな環境問題のテーマを取り上げて、リスナーの意識啓発を促した。ＴＢＳラジの環境キャンペーンは、2002年7月にスタートし半年に１回行われている。今回のテーマは「ゴミ・リサイクル」だった。


http://www.nhk.or.jp/voyage/




登録日時: 2003/09/27 11:51:50 AM

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