地球を視野に、子どもから大人まで誰でも参加　地球環境平和財団

地球環境平和財団は、1991年５月に活動を開始し、「地球環境保全と平和」という21世紀最大のテーマを高く掲げて様々な事業活動を展開している。子どもから大人まで誰でも参加でき、地球環境と平和について楽しく学びながら、かけがえのない地球を守るための行動を起こすことをめざしている。

国連環境計画(ＵＮＥＰ)との共催で世界の子どもたちを対象に毎年実施している「国連子供環境ポスター原画コンテスト」を始め、「国連こども環境会議」、子どもたちを中心に世界各地で植樹活動をおこなっている「地球の森プロジェクト」（2003年よりケニア・ナイロビで百万本を目指した植樹プロジェクトが進行中）、坪田愛華作・環境漫画「地球の秘密」各国語版の国内外への普及、アニメビデオやCD-ROMなど環境教育用教材の開発など、特に未来を担う青少年を対象にした事業に力を入れている。

事業の一つ、米・稲作農業の視点で地球環境や国際協力について考えよう、と企画した「地球環境米米フォーラム」は、1999年に第１回を開催。各国の在日大使館から外交官とその家族、多くの市民や子どもたちが参加し、棚田の果たす環境保全の役割や米の潜在能力について紹介した。国際色豊かな田植えや稲刈り、ホームステイや交流パーティーなどを通して、稲作を基本とする日本人の精神性や地域の伝統文化などを知るユニークな機会を提供している。



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登録日時: 2004/12/15 03:22:07 PM

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