教育

2004年01月29日

 

不登校・ひきこもりの児童生徒へ環境教育による支援事業始まる

Keywords:  教育  NGO・市民  政府  政策・制度  生態系・生物多様性 

 

自然環境体験を通じて、不登校・ひきこもりの児童生徒の心の回復を行うプログラムが、全国的に広がりをみせている。このような中で、30年近く不登校・ひきこもりの児童生徒の支援を行っている東京都福生市のNPO法人青少年自立援助センターが、環境事業団の委託を受け、2003年から3年間のモデル事業を開始した。

事業は、自然と子どもたちがお互いに大切にしあう関係をプログラムの中で作り上げたいという思いから「ナチュラルウインドパートナーシッププログラム」と名付けられた。対象は18歳までの児童生徒。家庭の中に閉じこもる本人と家族に対し、家庭訪問による情報提供と「あそびにさそう」活動もおこなう。

プログラムは、自然の不思議をテーマにしたものと、自然の変化と自分自身の変化に気付ける機会を提供するものの二種類。合宿による竹炭づくりや、落ち葉を拾って堆肥をつくる活動などを行い、最終的に、児童生徒自らが企画から実施までに取り組み、多くの子どもたちが「生きるエネルギーを着実に取り戻す」ことをめざしている。



http://www.env.go.jp/annai/kaiken/h15/0718.html


http://home.interlink.or.jp/~ysc/


登録日時: 2004/01/29 09:08:18 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ