教育

2017年12月18日

 

2017年度「まちエネ大学」開講、地域に根ざした再エネビジネスの人材育成めざす

Keywords:  教育  再生可能エネルギー 

 

写真
グリーンパワーピープル ウェブサイト

2017年11月、「まちエネ大学」が全国5カ所で順次開校する。資源エネルギー庁が主催するこの講座は再生可能エネルギーの活用による持続可能な地域づくりの推進に向けて、ローカルビジネスの担い手育成を目的としている。

2カ月間の公募期間と審査を経て2017年度の開催地に選ばれたのは、青森市(東北)、飯能市(関東)、福山市(中国)、徳島市(四国)、竹田市(九州)の5市。応募主体の条件としては、個人事業ではなく、市民・自治体・地域金融機関等の地域ステークホルダー協働型である点が重視された。

講座は4回連続、各会場50名の定員で受講生を募集しており受講料は無料となっている。先進地域の再エネ発電事業者やファイナンスに詳しい専門家を講師に迎え、再エネビジネスの基礎知識を座学で学ぶと共に、事業プランの策定から具体化までをワークショップ形式で体験する。

「まちエネ大学」は2013年度に開始され、4年間で計23カ所の開催地で700名以上が受講し、地域に根ざした事業プランが90以上誕生している。今後も、実践型の講座を通して再エネ資源の導入拡大と地域経済の活性化が期待される。

English  

 

 

このページの先頭へ