2017年03月05日
芝浦工業大学は2016年9月30日、交流施設「芝浦まちづくりセンター」を開設することを発表した。住民と企業・大学の交流を生みだし、ともにまちづくりを考える拠点づくりとして、地元企業の協力を得て倉庫を改修。10月1日にオープンした。
芝浦地域では高層マンションやオフィスの開発が急速に進行し、新旧住民間の交流が生まれにくくなっている。芝浦工業大学工学部建築工学科の西沢大良教授は、2014年に地元企業からの依頼を受け、今後のまちづくりの取り組みを提案。「芝浦まちづくりセンター」を開設することになり、学生たちが設計から施工補助までを企業との協働で手掛けた。
リノベーションした倉庫は、築50年の頑健なコンクリート造り。地域住民から認知されやすいように外壁を大幅に解体し、視認性を高めた。センター内には、学生が製作したジオラマ都市模型を常設展示。住民がまちづくりに関心を抱き、街は共有財であるという視点を育む。
今後は、進行中の開発の様子も模型に反映していくほか、若手建築家のトークイベントや研究室の公開ゼミなどを定期的に開催し、これからのまちづくりを考える場所としていく。