2014年06月02日
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芝浦工業大学は2014年1月31日、「個」が集まるライフスタイルから「共」のつながるライフスタイルへの変革を促すZEH(Zero Energy House)である「母の家2030-呼吸する屋根・環境シェルターによるシェア型住宅スタイルー」を提案し、「エネマネハウス2014」で「優秀賞」、来場者が投票で最も住みたい家を選ぶ「People's Choice Award」を受賞した。
「エネマネハウス2014」とは、「2030年の家」をテーマに先進的な技術や新たな住まい方を提案する大学対抗の建築コンペティション。
屋根に設置された太陽光発電パネル、太陽熱集熱パネル、ガラスと通気層によって、電気・熱・光などの太陽エネルギーを取り込む。「呼吸する屋根」によって取り込んだ太陽エネルギーをパナソニックの創蓄連携システムと東京ガスの「ソラマネシステム」によって住居内に供給。蓄電・蓄熱を行うことでエネルギーを最適に利用する。
例えば、夏期は、太陽熱集熱パネルによる温水をデシカント空調の再生用ヒータに使用し、冬期は、作られた温水を活用し、居間には床暖房、寝室と脱衣場では天井放射空調により、体に優しい温熱環境を形成している。また「環境シェルター」を設置。災害時でも、シェルター内で安全に過ごせる。