教育

2014年04月16日

 

学生主導の水力発電、地域から世界へ

Keywords:  教育  再生可能エネルギー 

 

写真:京都市立伏見工業高等学校
イメージ画像: Photo by L26 Some Rights Reserved.

京都市立伏見工業高校の生徒らは2012年2月、螺旋水車によるマイクロ水力発電機の製作に成功した。彼らが開発した水力発電技術は、地域内外で活用されている。「手に入りやすい材料で、かつできるだけ安く」をモットーに、地域の間伐材や自転車の部品などを活用した発電機を試作。鳥獣被害を防ぐ電気柵や災害時の井戸水くみあげ用の電源として導入が広がっている。

2013年には、第10回京都学生人間力大賞で高校生部門グランプリ、JAグループ「みんなDE笑顔プロジェクト」で準優勝を受賞した。

京都府南丹市や奈良県吉野町の周辺地域で製作指導に取り組むほか、同年秋にはアフリカ・タンザニアの農村への技術支援を行うなど、周辺地域や海外へも展開している。

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