エネルギー・地球温暖化

2014年04月02日

 

東北3生協(みやぎ、いわて、あきた) 風力発電共同事業を秋田県で展開

Keywords:  再生可能エネルギー  NGO・市民  市民社会・地域 

 

写真:能代風力発電
イメージ画像:Photo by hiroaki Some Rights Reserved.

みやぎ生活協同組合、いわて生活協同組合および生活協同組合コープあきたの東北3生協は2013年12月10日、秋田県内において風力発電事業を実施すると発表した。発電事業会社を立ち上げ、共同出資する形で事業を展開する。

東北地方は、東日本大震災及びそれに伴う東京電力福島第一原発事故により甚大な被害を受け、未だ復興の途上にある。東北3生協においては、各生協の理念と方針の下、地球環境への貢献や社会的な貢献にもつながるものとして、持続可能な社会の実現のため原発から撤退し、再生可能エネルギーを中心とした新たなエネルギー政策への転換を目指す活動に各々取り組んできた。幸いにも秋田県は安定した風力が得られる場所を多く有しており、風力発電に適している。

国のエネルギー政策が大きな転換期を迎えている中で、被災した東北の生協だからこそ復興の観点から互いに連携し、風況の良い秋田県において共同で風力発電による電力供給の普及を目指す。将来的には生協組合員への電力供給のみならず、風車を設置する地域への貢献、風力発電機に関する機械部品やメンテナンス技術等の振興にも資する活動にすることを考えている。

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