エネルギー・地球温暖化

2013年09月26日

 

洋上風力、海洋温度差発電市場の成長を予測 富士経済

Keywords:  再生可能エネルギー  お金の流れ  大学・研究機関 

 


市場調査会社の富士経済は2013年6月20日、再生可能エネルギーの市場予測結果を発表した。陸上よりも大きな風力が得られる洋上風力発電の国内市場は2012年の0.5億円から8年後の2020年に767億円と市場が急成長すると予測している。2012年度から浮体式洋上風力発電の実証実験が長崎県五島市の椛島沖で実施されており、洋上風力発電システムの普及が拡大するとみている。

また、海面と深海との温度差を利用し、タービンを回して発電する「海洋温度差発電」は2012年の0円から2020年に1800億円に急成長すると予測している。沖縄県海洋深層水研究所が沖縄県久米島において海洋温度差発電の実証実験を開始したり、独立行政法人で技術開発推進機関であるNEDOが2020年までに10MWの商用プラントの運用開始を目標としていることをその根拠としている。

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