2012年07月08日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 企業(非製造業) 大学・研究機関
丸紅をプロジェクトインテグレータとする東京大学他9社からなるコンソーシアムは2012年3月6日、経済産業省からの委託事業である浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業に採択されたことを発表した。「漁業と浮体式洋上ウィンドファーム事業の共存」を主なテーマに、福島県沖の海域に浮体式風力発電機3基と洋上サブステーション1基を建設する。
2011年度中に開始する第1期実証研究事業では、2MWのダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基と、世界初となる66kV浮体式洋上サブステーションおよび、海底ケーブルを設置する。2013年度から2015年度にかけて行う第2期実証研究事業では、7MW級浮体式洋上風力発電設備2基を追加設置する。
福島県では、東日本大震災の被害からの復興に向けて、再生可能エネルギーを中心とした新たな産業の集積・雇用の創出に大きな期待を寄せており、同事業を契機に、風車産業の一大集積地となることを目指している。
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登録日時:2012/07/08 06:00:15 AM