東京海上日動、オイスカの被災地海岸林再生プロジェクトを支援

東京海上日動火災保険は2012年２月24日、震災復興支援の一環として、公益財団法人オイスカの東北被災地における「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画」の活動趣旨に賛同し、本年３月よりこの活動を支援すると発表した。

宮城県の仙台平野に広がる海岸林は、同地域周辺を飛砂や塩害から防備し、海岸林周辺居住者の生活環境保全に重要な役割を果たしてきたが、2011年３月11日の東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた。

オイスカは、海岸林の再生に向け、種苗の生産拡大・植栽・育林を推進するとともに、農地回復や、被災地域での雇用創出を通じた地域振興をも目指すもので、育林は長期間を要するため、10ヵ年で取り組むプロジェクトを立ち上げている。

同社はこのプロジェクトに賛同し、寄付金1,000万円の贈呈をはじめとし、同社主催のコンサート等イベント会場での募金活動の実施、さらに社員等によるボランティア活動実施の予定と、経済的、人的の両面から支援を行う。

東日本大震災は生態系や生物多様性にどのような影響を与えたのか

登録日時：2012/05/19 06:00:15 AM