2012年03月15日
Keywords: 再生可能エネルギー エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 環境技術
電気機器メーカーの大手である富士電機は2011年12月1日、防草シート一体型太陽電池『防草発電シート』の発売を発表した。太陽光発電の新しい仕組みとして注目される。省力化機械・設備の開発メーカーであるコアテックとの共同開発。
国や地方自治体では、遊休地や傾斜地の除草の取り組みとして、防草シートを敷き詰めて維持・管理することがある。太陽電池と防草シートを一体化した『防草発電シート』を防草シートとして用いることにより、遊休地などを太陽光発電システムに活用し、創エネルギーに貢献することができる。
同シートは、薄い・軽い・曲がる太陽電池を使用していることから、傾斜地や盛土・畦畔など従来の太陽光パネルでは対応できなかった場所への設置が簡単にできる上、架台設置など大規模工事が不要で、簡単に低コストで施工・撤去できるため、全国の遊休地や傾斜地、道路や鉄道の路肩、河川敷などにおいて、広く利用されることが期待できる。
富士電機 ビニールハウス向け太陽光発電システムの実証実験を開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031528.html
再生可能エネルギーの特許 日本が世界最多の55%を占める(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031453.html
ミサワホーム 壁面太陽光パネルで冬の積雪時にも自家発電できる住宅(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031417.html
登録日時:2012/03/15 06:00:15 AM
防草シート一体型太陽電池の発売について
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2011/20111201170040177.html