2012年01月06日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 環境技術
大手電気機器メーカーの富士電機は2011年8月23日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同でビニールハウスに太陽光発電システムを導入し、作物の生育への影響度やシステムの発電量、耐候性などの調査を行う実証実験を開始したと発表した。
ビニールハウスを補強することなく取り付けられる「軽くて曲がる」シート状の太陽電池をハウス谷部に取り付けることで循環扇などに使う電力を供給する。
実証実験は3ヶ所で行い、神奈川県平塚市では作物の生育調査や太陽光の発電状況を中心に調査を行う。熊本県(熊本市・宇城市)では生育調査・発電状況に加え、売電シミュレーション・環境機器の動作試験を行う。
このシステムは、熊本県の「2011年度太陽光発電を利用した農業の実証事業」に採択されている。同社ではこの実証実験後の2012年より販売する予定。
農業分野で世界初 燃料電池で循環型農業(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023760.html
登録日時:2012/01/06 06:00:15AM
太陽光発電を利用した農業の実証実験の開始について
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/11082301/