生物多様性・食糧・水

2011年01月24日

 

第6回エコツーリズム大賞 「島が丸ごとミュージアム」の取り組みが受賞

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民  企業(非製造業)  政府 

 

環境省は2010年9月21日、第6回エコツーリズム大賞に応募のあった68件の中から合計7点の受賞を発表した。大賞を受賞したのは、特定非営利活動法人黒潮実感センター(高知県幡多郡大月町)。高知県西南端の島、柏島を「島が丸ごとミュージアム」として、持続可能な人と海が共存できる「里海」づくりを目指して活動している。豊かな海を体験するエコツアーや自然の資源を楽しむイベントの企画など、地域住民を巻き込んだ継続的な活動が高く評価された。

優秀賞は、家庭の廃食油を原料とした燃料100%で走る観光バスツアーを行う、有限会社リボーンエコツーリズム・ネットワーク(東京都新宿区)、地域の海・里・山のつながりを体感できるツアーを企画する、宮津市エコツーリズム推進協議会(京都府宮津市)が受賞。そのほか4つの団体に特別賞が授与された。

この表彰制度は、エコツーリズムに取り組む事業者、団体、自治体などを対象に、優れた取り組みを表彰し、広く紹介するもの。全国のエコツーリズムに関する活動の向上のために、情報交換等関係者の連帯感を定着することを目的に、2005年から実施している。

環境省、第1回エコツーリズム大賞受賞団体を表彰(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023856.html

登録日時: 2011/01/24 06:00:15 AM

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