「スマートシティプロジェクト」へ新たに４社が参加

次世代環境都市の実現を目指す「スマートシティプロジェクト」に日立製作所など４社が新たに参加したことが2010年６月４日に発表された。同プロジェクトは、国家的課題の解決を目指す、一般社団法人フューチャーデザインセンターの第一弾プロジェクト。

同センターはシャープなど６社と合弁会社「スマートシティ企画株式会社」を2009年９月に設立し、東京大学と技術連携しながらプロジェクトを推進している。オブザーバーとして東京電力が参加している。

同プロジェクトは、(1)再生可能エネルギーの導入と省エネルギー化の促進によるCO2 排出量削減、(2)世界各地の地域ニーズへの対応、(3)生活の質の向上、(4)国内環境産業への貢献を目的とし、その先進モデルを「社会システム」として国内外に展開することを目指すもの。現在、国内では千葉県柏市柏の葉地域で次世代環境都市計画が進められている。