生物多様性・食糧・水

2010年05月26日

 

希少生物のライブ中継、増える

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

日本野鳥の会と明治乳業は2010年1月15日、野鳥保護などを目的に協定を結び、設定した「明治乳業野鳥保護区牧の内」に隣接する市有地に根室市及びNTT東日本の協力を得て、同野鳥保護区の情景を配信するライブカメラを設置した。

これによりインターネットに接続できるパソコン端末から、タンチョウやオジロワシ、オオワシなどの野鳥をはじめ、エゾシカ等の哺乳類、湿原に咲く花々など、季節ごとに様々な自然の姿を見ることができるようになった。通年、日本時間午前6時から午後6時まで中継し、音声も聞くことができる。カメラのズームや上下左右の移動などパソコンからの遠隔操作もできる。
URL:http://kankyo.meinyu.jp/maker/hozenku/index_05.html

このように、野鳥保護区の鳥や国立公園の動物などの姿をインターネットで一般に公開する試みが広がっている。環境省は、日本全国43ヶ所(2010年3月現在)の国立公園の風景や生息する野生生物の画像を「インターネット自然研究所」で公開しており、日中1時間に1回の割合で撮影された映像を観ることができる。過去5年分のデータが保存されている。
URL:http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/live/html/

大阪府池田市の五月山動物園は、オーストラリア原産の有袋類、ウォンバットの飼育舎を「ウォンバットてれび」で24時間中継しており、夜活動する姿も観察できる。
URL:http://www.wombat-tv.com/


日本野鳥の会と明治乳業株式会社が野鳥保護区にライブカメラを設置
http://www.meinyu.co.jp/pressrelease/2010/
detail/100114_02.html


登録日時:2010/05/26 06:00:15 AM

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