生物多様性・食糧・水

2004年12月08日

 

みどりの声が聞こえる人になろう - グリーンセイバー検定制度

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民 

 

樹木・環境ネットワーク協会は、1998年より毎年グリーンセイバー検定を実施している。これは、植物や自然環境・生態系に関する正しい知識を身につけ、自然の保護・養成に貢献する人材育成を目指すもの。

植物や自然環境に関する基礎知識を身につける「ベイシック」、人と自然の調和を学ぶ「アドバンス」、環境アセスメントや植生調査法まで履修する「マスター」の3つステップを設置。アドバンスではフィールドリーダー、マスターではフィールドコーディネーターとして活躍できる知識が身につく。

検定試験の前に、ステップ別にセミナーを開催。試験で学んだことを実践するフィールドワークも行っている。実際に野外で使える知識を身につけられる他、参加者同士が情報交換する機会となっている。

2004年6月現在、延べ1,669名のグリーンセイバーを輩出。同協会スタッフは「創設当初は、単なる知的好奇心から受験する人もいたが、今は身につけた知識を実際に自然保護活動に活かしたい、地域の人や子どもたちに伝えたい、と考える人がほとんど。グリーンセイバーのさらなる普及を目指したい」と話している。



http://www.shu.or.jp/index.html




登録日時: 2004/12/08 02:18:50 PM

英語記事はこちら


 


 

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