2003年07月29日
Keywords: 再生可能エネルギー 交通・モビリティ 企業(製造業) 企業(非製造業) 地方自治体 地球温暖化 政府
燃料電池自動車に水素を供給するステーションが、2003年6月12日、東京湾の有明地区にオープンした。全国では7番目、都内では2番目の水素ステーションとなる。
この有明水素ステーションは、水素供給ステーションパイロット事業によるもので、東京都環境局と、公募によって選ばれた昭和シェル石油及び岩谷産業が、経済産業省資源エネルギー庁の全面的支援を受けて建設し、実証試験として運営する。このステーションでは、圧縮水素の供給を行うほか、液体水素をストレートに供給できることが特徴で、これは日本で初めて。
地球温暖化対策及び大気汚染対策の一環として、東京都の環境局、交通局及び民間事業者の協働による燃料電池バスパイロット事業が進められており、この夏には都営バスの路線で燃料電池バスが営業運行を開始する予定。この有明ステーションは、その燃料電池バスのメインステーションとしても使われる。
http://www.showa-shell.co.jp/products/hydrogen/index.html
東京都、燃料電池バスプロジェクトを進める (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/223-j
登録日時: 2003/07/29 09:03:15 AM
英語記事はこちら