2003年03月12日
Keywords: 再生可能エネルギー 交通・モビリティ 企業(製造業) 地方自治体 地球温暖化
東京都では、「東京都環境基本計画」及び「都市と地球の温暖化阻止に関する基本方針」に定めた燃料電池バスの運行プロジェクトを進めるため、『燃料電池バス・パイロット事業』を進めている。
『燃料電池バス・パイロット事業』とは、地球温暖化対策及び大気汚染対策の一環として、東京都及び民間事業者の協働により、都営バスの営業路線において燃料電池バスを運行し、走行データの収集及び燃料電池自動車の普及啓発を行うことを目的とするもの。
都営バスでの運行は、参加事業者決定ののち、民間事業者が燃料電池バスの製造を行い、その燃料電池バスの無償貸与を受けて、東京都交通局が実施する。
事業者の公募を行った結果、トヨタ自動車株式会社・日野自動車株式会社が参加事業者に決まった。今後は、トヨタ・日野自動車で、日野製CNGノンステップ大型バスをベースにした燃料電池ハイブリッド大型バス(FCHV-BUS2)を都営バスの路線用に改良した車を製作。都営バス路線での運行は、今夏の開始をめざしている。
また、水素供給ステーションパイロット事業についても公募がおこなわれ、昭和シェル石油株式会社・岩谷産業株式会社が実施事業者に決まった。
水素ステーション、東京都にオープン (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/356-j
登録日時: 2003/03/12 10:14:39 AM
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