教育

2003年07月16日

 

三島市のエコスクール校舎、完成

Keywords:  教育  再生可能エネルギー  地方自治体   

 

静岡県三島市の市立錦田小学校の新校舎が完成した。環境などに配慮した同市内初の「エコスクール」だ。新校舎は鉄筋3階建て。屋上にはソーラー発電パネル180枚を設置し、30kwhで、18教室の電灯を点灯できる容量があり、学校が休校する土、日曜日の発電分などの余剰電力は電力会社に売っている。

また、校舎屋上などに降った雨は、地下に設置した100トンの貯水タンクに溜め、トイレの洗浄水や運動場の散水等に利用して、水道水を節約する。校舎内の一部の壁と児童机には、静岡県産の間伐材を使っている。また、安価な夜間電力を使うシステムも設置されている。

太陽光発電量と雨水の使用量は、校舎正面玄関ロビーにある電光パネルで表示されるため、児童の意識を高めるうえ、学習データとしても使用できる。






登録日時: 2003/07/16 10:22:24 AM

英語記事はこちら


 


 

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