震災からの復興

2015年08月09日

 

WATALIS、復興への取り組みを発信

Keywords:  震災復興  NGO・市民 

 

写真:WATALIS ウェブサイトの画面キャプチャ
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東日本大震災の被災地でリメイク雑貨の企画・製造・販売を行うWATALISの代表理事・引地恵氏は2015年3月、国連防災世界会議の関連イベントに参加し、持続可能な地域経済の実現に向けた「復興」への起業家のイノベーションが東北から動き始めていることを、世界に向けて発信した。

WATALISは、全国から中古着物地を仕入れ、それらを宮城県亘理町の地域の女性たちの手で加工し、「FUGURO(ふぐろ)」などのリメイク雑貨・新商品を企画・製造・販売している。被災地域に未来ある労働環境を創り出し、整備を推進するために、現実的な女性の就労を支援。手仕事によるものづくりを通して、古き良き習わしや感謝の心をかたちにし、町の復興を願うあらたな仲間とのコミュニティーを生み出している。

引地氏は3つのイベントで、それぞれ異なる視点からWATALISの取り組みについて紹介。「トーク×トーク 女性たちのリーダーシップ」では大切なひとや仲間を守りたいという思いや、災害に強いコミュニティーのあり方について、「東日本大震災からの復興の現状と取組」では「新しい東北」を創造させる先進的な事例として、「震災復興における起業家の果たす役割」では被災地における起業に基づく社会問題解決について発信した。

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