日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)、設立される

イメージ画像：　コーセラのWebサイトより

日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が2013年10月11日設立され、運営を開始した。多数の大学レベルの授業を無償で提供する大規模公開オンライン教育のプラットフォームを提供し、認知拡大を推進する。富士通などの企業や大学、有識者の協力のもと、日本のみならず、広くアジア諸国を含む諸外国に対してもオープンオンライン学習環境を提供する。

オープン教育は、米国MITが2001年に発表したオープンコースウェアに端を発し、49カ国277組織が参加、約25,000科目が国際組織を通じて公開されている。2012年からは、米国を中心に数万から最大10万人規模の登録者が世界中から学習するMOOC(Massive Open Online Courses)が急速に発展。大学が正規の単位として認定する動きや、認定資格を企業の採用基準として活用するなど、社会的な流れになりつつあり、日本においても早急に環境の構築を進める必要があった。

同協議会では、今後、学習実践・評価を牽引し、新たな社会価値の創造と認知の拡大に努めていくとしている。