2012年08月05日
Keywords: 再生可能エネルギー エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業)
Hondaは2012年4月23日、家庭のエネルギー需給を総合的にコントロールするHondaスマートホームシステム(HSHS)を導入した実証実験ハウスをさいたま市に完成させ、公開したことを発表した。この実証実験は、2018年まで行われる予定。
同実験ハウスに導入されるHSHSは、CIGS薄膜太陽電池パネル、蓄電池、ガスエンジンコージェネレーションユニットならびに給湯ユニット、Smart e Mix Managerで構成されている。システムの核となるSmart e Mix Managerは、電力会社からの電力とシステムを構成する各エネルギー機器からの電力を最適に制御でき、家庭からのCO2排出を削減するとともに、停電や災害時における電力供給に関して、家庭単位での自立が可能なバックアップ機能を両立できる総合的なエネルギーマネジメントシステム。
同社は、このスマートホームシステムの実証実験により、CO2の2000年比50%削減をめざすとともに、停電や災害時でも自宅分のエネルギーを確保するために、EV、プラグインハイブリッド車、燃料電池電気自動車などから家庭に電力を供給するビークルトゥホーム家庭用エネルギーのバックアップ機能の検証などを行っていく。
登録日時:2012/08/05 06:00:15 AM