交通・モビリティ

2012年07月23日

 

SIM-Drive スマート・トランスポーテーション型電気自動車開発へ

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  再生可能エネルギー  大学・研究機関 

 

JFS/SIM-Drive to Develop Smart Transportation-Type EV
先行開発車事業2号「SIM-WIL」の内装
Copyright 株式会社 SIM-Drive


電気自動車の普及を目的とする大学発ベンチャー企業のSIM-Drive(社長、慶應義塾大学清水浩教授)は2012年3月28日、自動車、住宅、電機、空調など様々な業種の26社の参加を得て、2015年頃に大量生産が可能になることを目指した先行開発車事業第3号を開始したことを発表した。

開発車事業2号(SIM-WIL)で達成した、一充電航続距離351kmなどの技術を活かしながら、スマートハウス、スマートシティ、スマートグリッドと電気自動車を結ぶ「スマート・トランスポーテーション」の概念を創り、これを実現するためのハードウェア、ソフトウェアの開発に取り組む。2013年3月の完成を目指す。

開発にあたっては、第1号、2号と同様に、オープンソースのビジネスモデルをとり、開発する車種と仕様を参加各社の合意のもとで決定し、各社の要望や提供される部品等を取り入れて、設計、試作試験を行う。

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登録日時:2012/07/23 06:00:15 AM

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