エネルギー・地球温暖化

2012年06月30日

 

京セラ 運転モードの選べる太陽光発電の新システムの受注開始

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  環境技術 

 

JFS/Kyocera to Launch New PV System with Selectable Operating Modes
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電子部品メーカー大手の京セラは2012年3月28日、太陽光発電と高耐久・大容量のリチウムイオン蓄電システムを組み合わせた家庭向け新システムを4月1日より順次受注開始すると発表した。

新システムは、生活パターンやニーズに合わせて運転モードを選択できる点が特長。深夜電力を蓄電池に充電し、太陽光での発電が有る場合だけ蓄電池から電力供給し、売電量を増やす太陽光売電優先モードや、太陽光で発電した電気をすべて家庭で使用し、ゼロエミッションを目指すエコハウスモードなど、6つのモードを搭載している。

停電時には自動的に蓄電池からの電力供給に切り替わる。7.2kWhの蓄電池をいかし、停電時でも冷蔵庫、冷暖房器具、テレビなど生活に必要な電気製品を同時に最大12時間連続使用できる。また、晴天時であれば太陽光発電システムの自立運転機能によって、長時間に及ぶ停電にも対応が可能。

さらに、パソコン、テレビ、スマートフォンなどで、太陽電池の発電量や蓄電池の充放電状況など家庭内エネルギーの状況の「見える化」ができる。部屋ごとの電気使用状況や電力消費の大きい家電製品を確認でき、電気料金の節約に役立つ。

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登録日時:2012/06/30 06:00:15 AM

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