エネルギー・地球温暖化

2012年02月18日

 

太陽光発電のコスト大幅減 将来5割以下へ

Keywords:  再生可能エネルギー  政府 

 


政府は2011年11月8日、有識者等による「エネルギー・環境会議」の第3回コスト等検証委員会において、技術革新による更なるエネルギー効率の追求と耐久性の向上により将来的に太陽光発電システムに係るコストが大幅に低減すると推定した。

標準的な政策のもと近年の導入量拡大傾向が継続された場合の加速シナリオにおける太陽光発電コストは、メガソーラーで2010年には平均45万円/kW、2020年で4割減の約28万円、2030年は5割減の約22万円。住宅用で2010年には平均52万/kW、2020年で4割減の約30万円、2030年は6割弱減の約23万円。発電システムの価格低下の試算については、累積生産量が増大するにつれて、量産効果などが働き、コストが低減するという学習効果に基づいている。

同シナリオによる太陽光エネルギーの累積生産量は、2010年で3499万kW 、2020年に10倍の3億4523万kW 、2030年では30倍の10億8115万kWと大幅な増加を推計している。

登録日時:2012/02/18 06:00:15 AM

English  

 

参照元

太陽光発電の将来コストの見通しについて
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20111108/siryo3-1.pdf
国家政策HP
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive02_03.html


 

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