2012年05月09日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 地方自治体 環境技術
北九州市の市庁舎に2012年2月1日、ロールスクリーン式とアルミ基板一体型の薄膜太陽電池設備が設置された。地元企業の三菱化学との共同によるもので、ロールスクリーン式は研究所や工場以外の実フィールドでは日本初の試み。出力性能とともに、信頼性、耐久性を検証する。
同市は2011年12月に環境未来都市に選定され、それにふさわしい都市の本庁舎とするための取り組みの一環として取り組んだ。アルミ基板一体型を本庁舎南玄関ひさしと、5階プレゼンルームの窓にロールスクリーン式を設置し、最大出力はそれぞれ0.99キロワットと0.74キロワット、庁舎内のLED照明などに活用する予定。
この検証を通して、設置が困難とされる壁面や窓にも太陽光発電の普及拡大を促進する考え。
建材一体型太陽電池で、垂直なビル壁面でも発電可能に(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031088.html
登録日時:2012/05/09 06:00:15 AM