エネルギー・地球温暖化

2012年02月17日

 

群馬電機など 地熱を利用した空調設備の開発

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業) 

 

電気機器メーカーの群馬電機は現在、製造・施工のアクア冷熱と共同で再生エネルギーを利用する地中冷熱ヒートポンプシステムの開発を進めている。

地中の温度は一年を通して約16℃と安定しているため、夏場は冷房時の熱を地中に放出し熱を閉じ込め、冬場は地中の熱を吸収する。地中の熱を移動させることで床暖房や給湯の熱源に利用できる。

従来は、給湯・床暖房・エアコン用と個々にヒートポンプが必要であったが、地中冷熱ヒートポンプは1台ですべて集約できるため、初期投資やメンテナンス費用が削減できる。また大型施設では重油ボイラーや貯油タンクが不要となり、管理も容易になる。

従来のヒートポンプと比べ、冷暖房や給湯が約5倍の高効率で行えるため、光熱費は1/4、CO2排出量は約50%削減できる。

地熱で教室の冷暖房を(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/022893.html

登録日時:2012/02/17 06:00:15 AM

English  

 

参照元

群馬電機 地中冷熱ヒートポンプシステム
http://www.gunmadenki.co.jp/heatpump.html
アクア冷熱
http://www.aqua-reinetu.co.jp/what-aqua.html


 

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