パナソニック　全社横断組織として「節電本部」を新設

工場での省エネルギー診断の様子
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電機大手のパナソニックは2011年７月１日、全社横断組織として「節電本部」を新設した。東日本大震災を契機に、日本の電力事情が大きく変わったことを受け、今後予想される恒常的な電力不足に対応し、省エネによる生産性向上や経営体質の強化を加速することが目的。

同本部は、節電施策に関連性の高い職能である環境、施設管財、生産革新、人事、総務などで構成し、責任者クラス十数人によるタスクフォース的組織として運営される。夏季期間の限定組織ではなく、常設の組織。

「工場・オフィス」「働き方」「職場・家庭での従業員活動」の３つの切り口で取組みを推進する。具体的には、「工場・オフィス」では、自家発電の新規導入や診断チームによる震災対応の省エネ診断実施と即日提案、PC省エネ設定プログラムの全社一斉自動配信などを行う。

「働き方」では、勤務形態の実施事例として、電力使用制限時間帯からの勤務時間のシフト、始業時刻の変更、フロア一斉閉鎖による在宅勤務、直行直帰の推進
などを行う。「職場・家庭での従業員活動」では、家庭、職場で実践できる節電
ノウハウの情報提供、節電に関する設問を含む「環境eテスト」の実施などを行う。

大震災・原発事故による電力不足に立ち向かう ～ 日本の企業の取り組み
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/031064.html
やればできる！　節電の取り組みと実績、そして成功要因
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登録日時：2012/02/03 06:00:15 AM