2013年11月27日
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琵琶湖周辺のコケとヨシで地域おこしを目指すNPO法人のモスグリーンEcoは2013年春、滋賀県多賀町の多賀ささゆり保育園の屋上約40平方メートルにコケとヨシの緑化パネルを設置した。滋賀県立大との共同実験では、緑化パネルを設置していない時と比較し、室内温度が約6度下がっており、夏場の空調電力削減が期待できる。
モスグリーンEcoの開発したコケとヨシの緑化パネルは、コケの栽培に琵琶湖周辺の休耕地を活用し、琵琶湖に群生するヨシをパネルの母材に使用することで、地域の雇用を創出している。また、ヨシの編み上げやコケの栽培を地元の福祉施設に委託しており、障がい者の就業機会も創出している。