2002年08月24日
日本は、京都議定書によって、温室効果ガスを90年に比べ6%減らす必要があるが、このうち1.8%を家庭や職場での日常的な省エネで減らすのが政府の目標。しかし、日常生活から出るCO2は増え続けており、今からだと1世帯あたり約1割減らさなければならない。
環境省では昨年、「家庭でできる10の温暖化対策」を作成した。
[1]冷房を1度高く、暖房を1度低く設定
[2]週2日往復8キロの車の運転をやめる
[3]アイドリングを1日5分ストップ
[4]待機電力を90%削減
[5]家族全員がシャワーを1日1分減らす
[6]風呂の残り湯を洗濯に使い回す
[7]炊飯ジャーの保温を止める
[8]家族が同じ部屋でだんらんし、暖房と照明を2割減らす
[9]買い物袋を持ち歩き、包装の簡単な野菜を選ぶ
[10]番組を選び、1日1時間テレビ利用を減らす
家庭で「10項目」を完全実施すると、CO2を年間13%削減し、4万1千円の節約になる。環境省は、国民の3割にこれが定着すれば、目標である1.8%の削減分に手が届くと計算している。
登録日時: 2002/08/24 05:56:17 AM
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