2011年09月12日
Keywords: 再生可能エネルギー NGO・市民 政府 政策・制度
経済産業省は2011年3月30日、「太陽光発電の余剰電力買取制度」について2011年度から適用される買取価格は住宅用(10kW未満)が42円/kWh、非住宅用等が40円/kWh(太陽光発電の設置に加えて、それ以外の自家用発電設置等を併設しているダブル発電の場合、住宅用:34円/kWh、非住宅用等32円/kWh)と発表した。
「太陽光発電の余剰電力買取制度」とは、太陽光発電で実際に使う量を上回った発電をした場合に、その余剰電力を10年間固定で電力会社に売ることができる制度。
2009年11月から開始され、2010年度までに電力会社へ契約申し込みを行った場合の買取価格は、住宅用(10kW未満)が48円/kWh、非住宅用等は24円/kWh(ダブル発電の場合、住宅用:39円/kWh、非住宅用等:20円/kWh)となっている。
2011年度の買取価格については、同年1月と2月に開催された総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会・電気事業分科会買取制度小委員会における審議と、その後実施したパブリックコメントで寄せられた意見を踏まえ、大臣告示(非化石エネルギー源の利用に関する一般電気事業者等の判断の基準)の改正を行い、公布された。
太陽光発電の現状
http://www.japanfs.org/ja/pages/030365.html
太陽光発電の買取制度、2009年1月より開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029496.html
登録日時:2011/09/12 06:00:15 AM
資源エネルギー庁 太陽光発電の余剰電力買取制度における平成23年度の買取価格の決定について
http://www.meti.go.jp/press/20110330003/20110330003.pdf
なっとく!再生可能エネルギー
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/