エネルギー・地球温暖化

2011年03月10日

 

東温市、太陽光発電の自家消費分の環境価値を国内クレジット化

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  政策・制度 

 

一般家庭への太陽光発電システム設置率が愛媛県内1位の東温市が、2010年10月より、太陽光発電の自家消費分の環境価値を排出権として有効活用する事業、「とうおん太陽の恵みスマイルプロジェクト」を実施している。

これは、国内クレジット制度を活用した排出削減事業で、一般家庭での太陽光発電による自家消費分の二酸化炭素(CO2)削減量を取りまとめ、排出権化するもの。10月1日、同制度を運営する国の機関「国内クレジット認証委員会」より事業の承認を受けた。

具体的には、東温市内で太陽光発電システムを設置している個人が「東温市環のまちづくり推進会」に入会し、年に一度、太陽光発電システムによる総発電量を報告する。同会はこの情報を元に、各会員の自家消費電力分を取りまとめ、国内クレジット認証委員会に報告。審査の上、国内クレジットとして認証される。

このクレジットは、東温市商工会が買い取り、市内のイベント等で排出するCO2のカーボンオフセットやカーボンオフセット商品の開発などに活用する予定。また、排出権取引によって得た収益は、市の特産品によって各会員に分配される。2010年12月現在、「東温市環のまちづくり推進会」の会員数は49名。

ミサワホーム 一般家庭での太陽光発電による国内クレジット制度事業承認へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029843.html

登録日時:2011/03/10 06:00:15 AM

English  

 

参照元

「とうおん太陽の恵みスマイルプロジェクト」が始動!
http://www.city.toon.ehime.jp/life/life_detail.php?lif_id=2860
《とうおん太陽の恵みスマイルプロジェクト》
とうおんまるごとパック2010を紹介します
http://www.city.toon.ehime.jp/life/life_detail.php?lif_id=3569


 

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