生物多様性・食糧・水

2010年11月05日

 

三菱UFJリースと住友商事、岐阜県で森林・林業再生プロジェクトをスタート

Keywords:  生態系・生物多様性  企業(非製造業)  地球温暖化 

 


三菱UFJリースと住友商事は2010年7月23日、岐阜県森林組合連合会と共同で、岐阜県内の森林と林業を再生するプロジェクトを開始したと発表した。民間企業と森林組合が共同で、一般の民有林の再生を手がける試みは日本で初めて。

日本の森林は、林業の衰退に伴う管理不足で、本来持っている環境保全機能の低下が懸念されており、林業の復興と森林の再生が重要な課題となっている。同プロジェクトは、継続可能な森林経営を実現するために、民間企業の持つ経営ノウハウを活用し、新しい森林経営の構築を目指すもの。

具体的には、科学的データに基づく長期森林経営の実施、生産管理や工程管理による効率性の向上、収益・資金管理の徹底、PDCA管理を含む経営管理手法の導入に加え、木材需要の開拓とサプライチェーンの構築、CO2排出権やバイオマスの利活用などを検討する。

三菱UFJリースは、森林経営全般の企画管理、収支・資金管理、CO2排出権やバイオマスの活用に向けた商品サービスの提供のほか、資金繰りや林業機械のリース、レンタルなどファイナンス面をサポートする。住友商事は、木材の販売や流通企画管理、サプライチェーンマネジメントの構築などをサポートする。

岐阜県で森林・林業再生プロジェクトをスタート
http://www.lf.mufg.jp/investors/library/pressrelease/
pdf/d_file5-0005-0125.pdf

登録日時:2010/11/05 06:00:15 AM

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