2010年08月16日
電機メーカー大手の富士通は2010年5月11日、携帯電話のカメラ機能を利用した、社員参加による全国タンポポ分布調査を開始したと発表した。第6期富士通グループ環境行動計画の目標の一つである「生物多様性の保全を実現する社会づくりへの貢献」の一環で、期間は2010年4月1日~6月30日。
この調査は、社員とその家族がGPS機能付き携帯電話でタンポポを撮影し、送付されたその画像をデータベースに蓄積し、地図情報にマッピングすることによって、外来種のタンポポと在来種のタンポポの全国の分布状況を把握するというもの。
同社では、この調査が生物多様性保全へのICTの活用可能性を検証するとともに、社員が生物多様性保全の重要性を認識し活動を推進するきっかけとする。
富士通 生物多様性行動指針を策定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029721.html
生物多様性の保全に向けて
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
022700.html
富士通 ICTを活用した生物多様性調査を開始
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/05/11-1.html
生物多様性保全に貢献する携帯フォトシステム(富士通エフ・アイ・ビー)
http://jp.fujitsu.com/group/fip/services/environment/
management/biodiversity/
登録日時:2010/08/16 06:00:15 AM