2009年12月22日
Keywords: 省エネ 企業(製造業) 企業(非製造業) 政府
経済産業省は2009年10月5日、「グリーンITアワード2009」の受賞結果を発表した。同賞は、「ITの省エネ」および「ITによる社会の省エネ」を両輪とする「グリーンIT」の取り組みをより一層加速すべく、2008度に創設されたもので、第1回と同様、第2回も両部門6件ずつ計12件が受賞した(下記のJFSウェブサイト参照)。
「ITの省エネ」の経済産業大臣賞は、NTTデータ/NTTファシリティーズ「グリーンデータセンタ®サービス」で、直流給電技術を大々的に実装するなど先進技術の導入で従来より約30%の消費電力削減が見込まれる点が評価された。このほかの受賞企業は、アラクサラネットワークス、東芝、日立、富士通、日本AMD。
「ITによる社会の省エネ」の大臣賞は、横河電機「生産ラインにおけるエネルギー無駄ゼロへ導くIT活用」で、生産とエネルギー情報の統合によるライン毎・製品毎の「見える化」を図り、ウエブを利用する全員参加の省エネ活動が評価された。このほかの受賞企業は、鈴与/富士通、小島プレス、NECビッグローブ、グリーン東大工学部プロジェクト、三井住友銀行/日本電気/沖電気。
経産省、第1回グリーンITアワードの受賞結果を発表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028713.html
第2回グリーンITアワードの受賞結果について
http://www.meti.go.jp/press/20091005001/
20091005001.html
登録日時:2009/12/22 06:00:15 AM