エネルギー・地球温暖化

2008年12月27日

 

東京都 太陽熱を利用したグリーン熱証書制度の導入を検討

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  政策・制度 

 


東京都は、2008年6月、太陽熱を利用したグリーン熱証書制度の導入に向けて検討会を設置し、8月に最終のとりまとめを策定した。グリーン熱証書は、グリーン電力証書の考え方を基にし、太陽熱の環境価値を取引できるものを想定している。太陽熱利用機器の設置者に経済的メリットをもたらしたい考え。

太陽熱の使用量は、同じ太陽熱利用機器でも設置者の家族構成や気象条件等によって差が生じ、シミュレーション値を当てるのが困難であり、一方で実際に計測するには技術的・コスト的課題が大きい。

都では、課題は残るものの、要件の整った分野から先駆的に進める方針。機器の性能やメーカー等のサービス、メンテナンス体制についても認証プロセスに盛り込み、太陽熱市場の信頼性を高めたいとしている。


東京都、2020年までに再生可能エネルギーの割合を20%に(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024106.html
東京都、都内に100万キロワットの太陽エネルギー導入へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024757.html


登録日時:2008/12/27 06:00:50 AM

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