エネルギー・地球温暖化

2008年02月08日

 

富士電機、フィルム形アモルファス太陽電池の生産設備増強

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  環境技術 

 

富士電機システムズは2007年10月4日、2008年度上期中にフィルム形アモルファス太陽電池「F WAVE」の生産能力を、現在の12MW/年から約40MW/年へ約3.3倍増強すると発表した。これに伴う設備投資額は約70億円。

「F WAVE」は、シリコンの原料の使用を抑えた「省シリコン」タイプで、「薄い・軽い・曲がる」、「微小光での発電が可能」、「生産時のCO2排出量が結晶系の50%」という特徴を持ち、大規模屋根や防水シート一体型等、建物の屋根向けを中心に市場展開している。

太陽電池市場は、欧州市場を中心に今後年率30%の伸びが予測されており、同社にはドイツなど欧州諸国から大型の引き合いがあるため、今回の生産設備の増強を決定した。今後も市場や技術動向を見ながら、数年後を目途に研究開発と設備投資で約300億円を投入し、150MW/年の生産を目指す考え。



http://www.fujielectric.co.jp/news/07100401/index.html




登録日時: 2008/02/08 12:38:04 PM

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