エネルギー・地球温暖化

2007年07月26日

 

非食用原料からエタノール生産へ 三井造船

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  地方自治体  環境技術 

 

三井造船は2007年3月、岡山県と共同で、もみ殻・稲わら・スイートコーンの茎葉および遊休農地の活用として栽培を見込むエネルギー作物(ソルガム)など食用ではないセルロース系原料によるバイオエタノール生産の実証事業を開始すると発表した。作物ごとのエタノール生産効率や採算性を検証し、バイオエタノール生産に最も適した農作物などの調査を行う。

これは岡山県主導で行われる農村エネルギー資源活用実証事業の一環。今回の調査実証では、もみ殻、スイートコーン茎葉等の食糧生産の副産物の活用研究調査、ソルガム等のエネルギー作物の栽培実証調査、農村エネルギー資源の収集、調整、運搬等の調査を行う。また、岡山県、真庭市とともに建設した真庭バイオエタノール製造プラントでは、農村エネルギー資源からバイオエタノールの製造実証を行う。

現在、バイオエタノールはトウモロコシなど食用物からの生産などがほとんどだが、今後のバイオエタノールの普及には、稲わらや麦わら等の草木類・製材工場などの残材・エネルギー作物など、セルロース系原料から高効率にエタノールを抽出する技術が期待されている。



http://www.mes.co.jp/press/2006/20060911.html
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登録日時: 2007/07/26 04:28:21 PM

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