エネルギー・地球温暖化

2007年06月10日

 

松下電器 工場省エネで日本初のCDM認定獲得

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  政策・制度 

 

松下電器は2007年3月7日、2004年より進めてきたマレーシアにおける10工場での省エネルギー対策をCDM(クリーン開発メカニズム)として、3月3日に国連のCDM理事会に承認され、2件のCDMとして正式登録されたと発表した。10年間にわたり年間8100トンのCO2削減が可能となる。工場の省エネがCDMとして認定されたのは国内初。

同社は、マレーシアにおける家電製品・部品等製造工場にエアーコンプレッサ、ボイラーなどの原動設備の高効率機器への更新などの省エネ対策を導入し、電力消費量および天然ガス消費量を削減するプロジェクトについて2006年2月2日に日本政府の承認を得ていた。ホスト国の承認および運営組織(CDM理事会が指定する第三者機関)による審査を経て同理事会が承認したもの。

同社は省エネルギー対策をCDMとする独自のスキームづくりと、その実現に取り組んできた。今回の承認で、本スキームを松下グループの他の工場に展開することでCO2削減に寄与することが可能になったとして、2007年度は中国への展開を検討する考え。




http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070307-2/jn070307-2.html


登録日時: 2007/06/10 08:08:37 AM

英語記事はこちら

 

 


 

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