2007年03月28日
琵琶湖・淀川水系は流域1400万人以上の飲料水源であり、また多くの生き物のすみかとなっているが、近年、開発が進み上流域も汚染が目立つようになってきた。そこで1994年に、市民自らが汚染の原因を探ろうと立ち上がり、琵琶湖淀川水系の環境保全を目的とした水質調査活動を行う市民団体「淀川水系の水質を調べる会」が発足した。以来、市民が主体的に調査を計画、推進し、独自のデータを得て、水質改善に生かす活動している。
これまでに、生活排水、工場排水、ゴルフ場排水、畜産施設、ダムなどが河川に与える影響などを調べて報告書を作り、市民向けの報告会を開いて報告したり、行政とも懇談して水質改善についての提案や話し合いをしてきた。また市民や学生向きの勉強会・合宿を行い、環境問題を考え行動できる人材の育成にも力をいれている。
http://www.yodogawa.org/
登録日時: 2007/03/28 02:34:06 PM
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