生物多様性・食糧・水

2006年10月04日

 

三菱商事、米・欧で「サンゴ礁保全プロジェクト」を開始

Keywords:  生態系・生物多様性  企業(非製造業) 

 

三菱商事は、2006年度から「サンゴ礁保全プロジェクト」を米州・欧州アフリカ地域で本格的に展開していくことを同年6月15日に発表した。同社の環境保全型社会貢献事業プロジェクトは05年度から沖縄県でサンゴの白化防止及び回復の技術を目的として研究活動を開始している。
(参照 http://www.japanfs.org/db/1118-j

米州では、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のドナルド・ポッツ教授の指導の下、米国ミッドウェイ諸島のミッドウェイ環礁国立自然保護区で研究活動を実施する。気候変動がサンゴ礁に与える物理的・化学的・生物的な影響についての統合的な調査プログラムの策定や、サンゴ礁の管理を長期継続するための知見集積を行う。

欧州アフリカ(セーシェル共和国)では、環境NGOアースウォッチ・ヨーロッパ、英国エセックス大学サンゴ礁研究ユニット、セーシェル自然保護財団と共同研究を実施する。この研究ではサンゴ礁の周辺環境のデータ収集を行い、地域におけるサンゴ礁保全が推進される仕組み作りを行う。

このプロジェクトの成果は、ウェブサイトや雑誌、セミナー開催などを通じて定期的に公表予定。研究者をサポートするボランティアを募り、参加を通じて環境問題についても理解を深めるプログラムも実施する。



http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2006/files/0000002232_file1.pdf


三菱商事、日米欧でサンゴ礁保全の研究プロジェクト (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1118-j


登録日時: 2006/10/04 09:58:42 PM

英語記事はこちら


 


 

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