生物多様性・食糧・水

2005年08月15日

 

間伐材でバイオリンを

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民 

 

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静岡県立天竜林業高校では、森林科学部員が2001年4月に、間伐材を使ってバイオリン作りを始めたが、2005年7月にその数が170丁を超えた。

同校では、この活動からさかのぼること1年前の2000年4月から「間伐材でバイオリンを作ろう」を開催し、森林科学部の生徒たちが先生役となって林業体験(間伐・枝打ち・下刈り)や紙漉、炭焼き、挿し木体験、キノコ栽培などを実施していた。

その活動の中で、バイオリンを製作し、演奏を楽しむ団体「楽器の森」の加藤正行さんに出会ったことがきっかけで、バイオリン製作を開始したもの。使用するのは天竜産の杉の間伐材。毎回20名以上の参加者が森林科学部員を先生役にバイオリンを作っている。

「学校の部活動にとどまらず、地域に根付いた活動をしていきたい」と同校森林科学部顧問の西尾眞一先生は語っている。






登録日時: 2005/08/15 08:20:53 PM

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