教育

2005年07月12日

 

「トヨタ白川郷自然學校」開校

Keywords:  教育  企業(製造業) 

 

2005年4月2日、トヨタ自動車が岐阜県白川村の社有地に建設を進めていた「トヨタ白川郷自然學校」が開校した。森と人のかかわりを重要だと考える同社が、持続可能な発展の実現に重要な役割を担う子どもたちを主な対象として、自然体験型の環境教育を行うために計画したもの。

2001年10月から環境NPOや地元白川村と検討を重ね、「自然体験」「伝統文化体験」「環境技術体験」を三本柱とする多彩なプログラムを用意した。世界遺産に登録されている合掌集落・白川郷の文化と白山麓の豊かな自然環境のもとに、子どもたちをはじめ、白川郷を訪れる観光客にも自然と触れ合う場所を提供する。

約172ヘクタールの敷地内には研修・宿泊も可能な施設のほかに、国内外の環境NPOが集い、交流を深め、活動する場も提供。周辺に生息するギフチョウやベニバナヤマシャクヤクなど、貴重動植物の保護にも努めていく方針である。

学校長には、(社)日本環境教育フォーラム常務理事でオークヴィレッジ代表の稲本正氏が就任し、運営はNPO法人白川郷自然共生フォーラム(理事長:渡邉浩之トヨタ自動車 専務取締役)があたる。



http://www.toyota.eco-inst.jp


http://www.toyota.co.jp/jp/news/05/Apr/nt05_0402.html


登録日時: 2005/07/12 06:38:32 AM

英語記事はこちら


 


 

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