生物多様性・食糧・水

2005年05月21日

 

山形県最上川スワンパーク、白鳥の渡来数7羽から38年間で1万1950羽に

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民 

 

2005年1月18日、山形県酒田市最上川スワンパークに白鳥1万1950羽が飛来したことが分かった。酒田市白鳥を愛する会が同月14、15日に調査を実施し明らかになったもの。

1967年に7羽であった白鳥は、餌付けや生息地となる中洲の整備に伴って徐々に増えたと考えられており、昨年は日本一の白鳥飛来数を記録。今年も日本一となる可能性が高い。

酒田市白鳥を愛する会は、白鳥への餌付けなどを通して冬季の情操教育を小学生や中学生を対象に実践することを目的とし、1967年に設立された非営利団体。運営は地域住民がボランティアで行っている。

同会は来客者用観察所を設置、最上川スワンパークの運営や餌付け用の餌の分配なども行っている。餌は主に地元庄内平野で収穫したシイナ米や屑米を農家より譲り受けたものを利用。餌付けは、直接手で餌をあげられることが人気を呼び、日本全国のみならず韓国や中国からも観光客が訪れている。






登録日時: 2005/05/21 09:44:07 PM

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