エネルギー・地球温暖化

2005年03月02日

 

京丹後市、「エコドライブ普及促進モデル事業」を開始

Keywords:  省エネ  交通・モビリティ  企業(製造業)  地方自治体  地球温暖化  大学・研究機関  政策・制度 

 

京都府京丹後市は平成16年10月から、「地域へのエコドライブ普及促進モデル事業」を開始した。全国に先駆けて、自治体、市民、業者ともに省エネ運転に取り組み、二酸化炭素や有害物質の排出量の抑制を図る。

本事業は、市と野村総合研究所、堀場製作所による共同事業。燃費の良い運転をアドバイスしてくれる車載機を公用車や市民の自家用車、タクシーなどに搭載する。車載機は、急発進や急減速、急ブレーキ、アイドリングなどを感知して、音声や表示で「気を付けてください」などと運転者に知らせる。データは保存でき、効果の検証に活かされるという。

事業費は約8000万円で、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が全額補助。車載機は244台導入し、約2ヶ月運用後、効果を検証する。

モデル事業としての実施期間は平成17年3月までだが、京丹後市は京都議定書への寄与、温暖化防止など環境保全に対する意識向上、他自治体への波及効果も期待できるとして、車載機貸出事業は引き続き継続したい考え。







登録日時: 2005/03/02 11:15:39 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ