エネルギー・地球温暖化

2004年07月07日

 

中部電力グループ、「環境宣言」で中長期目標を発表

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  国際  地球温暖化  政策・制度  省エネ 

 

中部電力グループは2004年4月8日、地球温暖化防止や循環型社会の実現などの地球環境保全に取り組むための「環境宣言」を制定したと発表した。これは、2000年に制定された「中部電力環境宣言21」をグループ全体で取り組むために改正したもので、同時に「アクションプラン」も発表した。

宣言で掲げる「資源の有効活用」「環境負荷の低減」「環境管理レベルの向上」「地域や世界との連携強化」の4つの環境ビジョンを軸に、アクションプランで中長期の具体的な目標数値を示している。

例えば、風力や太陽光発電など再生可能エネルギーについては、利用量を2008年までに2002年度実績(363百万キロワット)の2倍、2010年には同4倍に拡大させる。また原子力発電も推進し、2002年度実績で69.8%の原発設備利用率を2008年ごろまでに85%までに引き上げる。また2002年度実績で1990年度比9.7%増だった二酸化炭素(CO2)排出量については、2008年には同18%、2010年までには同20%削減することを目指す。

他には、環境マネジメントシステム導入率および事務消耗品等のグリーン調達率の100%達成、途上国でのCO2削減プロジェクトの実施などグループ保有技術を基に各国の環境レベル向上への貢献を行うとしている。



http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2004/0408_1.html




登録日時: 2004/07/07 12:13:32 PM

英語記事はこちら


 


 

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