2004年06月06日
Keywords: 再生可能エネルギー 地方自治体 政策・制度 生態系・生物多様性
岩手県住田町は、2004年度から期間限定でペレットストーブの本体購入費の4分の3(設置費は除く)を補助すると発表した。
補助の対象は住田町内の居住者または町内の事業所。ペレットストーブは国内産、海外製を問わない。補助金上限額等の詳細は検討中。
ペレットストーブは、木の皮や木粉などの木質バイオマスを原料としてつくられるペレットを燃料としている。現在ペレットストーブは本体価格で20万-40万円と高額であり、価格が普及への障害となっている。
面積の約9割が森林である同町は、木質バイオマスエネルギーの導入に力をいれている。2003年には木質ペレット製造施設を整備し、生産・販売を開始。学校などの公共施設にペレットストーブを設置してきた。今後は、4分の3という高額な補助によって一般家庭へのペレットストーブの普及を進めたい考え。
http://www.town.sumita.iwate.jp
登録日時: 2004/06/06 02:47:37 PM
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